盲導犬サーブ像名駅から栄へ

サーブよ栄で会いましょう

交通事故から主人をかばって左前脚を失った盲導犬「サーブ」の銅像が10日夜、JR名古屋駅前から名古屋市中区栄三の栄バスターミナル脇へ移設された。

3年前に作られた陸橋に頭上をふさがれていたサーブ像の姿を悲しむ声を受け、市が移転先を提供した。

サーブは中部盲導犬協会(同市港区)で訓練を受けた雌のシェパード。1982(昭和57)年、岐阜県美並村の国道で暴走車から主人を守ろうとして事故に遭った。

台座を含め高さ150センチの銅像は同協会が86年に建立。2年後に11歳のサーブが老衰で死んだ後も、交通安全の象徴として親しまれてきた。

この日夜、銅像をクレーンでトラックに載せ、約2.5キロ離れた「新天地」へ運んだ。

12日午前11時から除幕式がある。

[ソース:中日新聞2/11(火)朝刊]

2003-02-11/02:00:00 (4,508 ヒット)

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